シンボルであるピンクリボンはもともと、自らの祖母、姉妹そして娘が乳がん患者であったシャーロット・ヘイリー(Charlotte Haley)が1990年代始めに、乳がん患者への支援を求めるための草の根運動として手製のピーチリボンをカードとともに配ったことからきています。 1992年にアメリカの化粧品会社Estee Lauderと女性向け健康雑誌SELFが、リボンの色をピンクに代えて運動を展開し、以後ピンクリボンが乳がんの啓発運動のシンボルとなって行きました。
日本でピンクリボン運動が一般的に認知されるようになったのは、2000年10月に日本最大の乳がん患者支援団体である「あけぼの会」が東京タワーをピンク色にライトアップしたことがきっかけとされています。
この運動は現在国内の多くの地域で乳がん検診の啓発に貢献しています。